常温で氷がゆっくりと溶けていくように、自分の輪郭がぼやけていく カランと音を立てたときにはもう だいぶ元の形がわからない なんだか頭がぼうっとして 身体が暗闇に沈んでいくような感覚 ときどき頬を伝うものがある 何に思いを巡らせるわけでもなく ただ…
わたしが笑えば、その場の雰囲気は壊れない。それが正解のような空気。クソみたいだ。でもそんなクソには噛み付かず、笑って、心の中では鼻で笑って、なんとなくスルーして、でも、心は少しずつすり減っていくのを感じる。なにをしているんだろう。
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